新型コロナウイルス患者数 5週連続で減少

愛媛県は20日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、今月15日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり3.92人で前の週より0.82人減って5週連続で減少しました。
新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内60の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、今月15日までの1週間に報告された患者数は235人で、前の週より54人減りました。
1医療機関あたりの平均の患者数は3.92人で、前の週より0.82人減って5週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと西条保健所が6.2人で最も多く、次いで、宇和島保健所が5.57人、今治保健所が5.5人、四国中央保健所が3.6人、中予保健所が3.43人、松山市保健所が2.88人、八幡浜保健所が0.29人となっています。
医療の状況です。
18日の時点で入院しているコロナ患者は57人で前の週から5人増加し、人工呼吸器などが必要な重症者は2人減って2人となりました。
高齢者施設と福祉施設で確認されたおおむね10人以上の新たな集団感染は、四国中央市で2件、西条市と砥部町でそれぞれ1件のあわせて4件確認されました。
県は、引き続き定期的な換気や場面に応じたマスクの着用など対策の徹底を呼びかけています。