あしたのまち・くらしづくり活動賞 総務大臣賞に内子の協議会

住みやすい地域社会のためのすぐれた取り組みを表彰する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」の総務大臣賞に、閉校した小学校の校舎を活用してまちづくりに取り組む愛媛県内子町の「みそぎの里運営協議会」が選ばれました。

この賞は、まちおこしを支援する「あしたの日本を創る協会」やNHKなどが主催して、毎年表彰しています。
このうち、ことしの総務大臣賞に愛媛県内子町の「みそぎの里運営協議会」が選ばれました。
この団体は、2年前に設立され、閉校した町内の御祓小学校の校舎を活用したまちづくりに取り組んできました。
地元の住民と、移住してきた地域おこし協力隊が連携して、季節ごとの地元の食材で料理を提供するカフェを運営しているほか、和紙を使ったものづくり体験やアトリエなどの事業も展開しています。
地域活性化の持続性や移住増加という観点から地域外の人を巻き込んで、閉校した校舎を活用してきたことなどが高く評価されたということです。
「みそぎの里運営協議会」の熊野円香さんは「授賞をうれしく思います。地域のよりどころとなる場所であり続け、人口が増えたり、将来的に地域を担う移住者が増えることを願っています」と話していました。