新居浜太鼓祭り前に太鼓台お披露目

愛媛県を代表する秋祭り「新居浜太鼓祭り」が今月16日から開かれるのを前に、一足早く「太鼓台」と呼ばれる山車がお披露目され、まちの雰囲気を盛り上げています。

「新居浜太鼓祭り」は、市内50余りの自治会ごとに豪華絢爛な「太鼓台」と呼ばれる山車を担いで練り歩く秋祭りで、ことしは今月16日から3日間の日程で開かれます。
太鼓台を新調してことしで20年となる船木地区の高祖自治会では、8日、祭りを前に一足早く太鼓台がお披露目されました。
お披露目された太鼓台は、高さおよそ5.5メートル、重さは3トンと市内最大級の大きさで、金色の糸で立体的に刺しゅうされたたこや竜、それに、ことし新たに新調された「ほうおう」などがあしらわれています。
8日は担ぎ手や地元の人およそ100人が参加して太鼓台を運行したほか、中学生たちが太鼓台に乗って指揮者を体験しました。
参加した中学3年生の男子生徒は、「小さいころから担ぎ手に憧れていたので、将来は参加したいです」と話していました。
高祖自治会の伊藤良彰さんは、「けが人を出さないよう安全運行をして、みんなが楽しめる祭りにして盛り上げたい」と話していました。