愛媛県内 ガソリン過去最高値に迫る

県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、4日時点で(4日)1リットルあたり186.9円でした。県内の最高値はわずかに下回ったものの15年ぶりの高値水準が続いています。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、愛媛県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、おととい時点で1リットルあたり186.9円でした。
先週よりも1円高く7週連続の値上がりとなりました。
これは、都道府県別の統計の公表が始まってからの県内最高値である187円に迫る水準で、15年ぶりの高値が続いています。
価格が高騰している要因は、産油国の減産によって原油価格が上昇傾向にあるほか、円安に伴って輸入価格が上昇したことなどです。
一方で、政府が石油元売り各社に支給している補助金を7日から増額し今後も拡充することから、レギュラーガソリンの小売価格は10月中には1リットルあたり175円程度の水準に抑えられる見通しです。
このため今後の見通しについて石油情報センターは、「来週からは値下がりが予想される」としています。