障害者ある人を支援 松山市でボランティア養成講座
視覚や聴覚に障害がある人を支援するボランティアを養成するための講座が松山市で開かれ、参加者たちは障害者支援に対する思いを新たにしていました。
県視聴覚福祉センターで開かれた講座には、ボランティアに関心のある男女5人が参加しました。
参加者たちはセンターの役割について職員から説明を受けたあと、施設内に設けられた点字図書館を見学するなどして、ボランティアの活動内容について質問していました。
センターによりますと、県内で120人がボランティアとして登録していて、点字図書館などでの資料の整理や歩道の点字ブロックに不具合がないかチェックするなどの活動に取り組んでいますが、きめ細かな支援を実現するためには、より多くのボランティアが必要だということです。
参加した77歳の男性は「説明を聞いて、自分にもできそうだと思いました。高齢ですが、できることでお役に立てればと思います」と話していました。
県視聴覚福祉センターの川端智子聴覚障がい支援係長は「イベントの手伝いなど専門知識がなくてもできるボランティアもあるので、関心のある方はぜひセンターまで連絡してほしいです」と話していました。
問い合わせは県視聴覚福祉センターまで。
電話番号は089−923−9093です。