お盆休み 松山空港の国内線利用者数 コロナ前と同水準に

ことしのお盆休みの期間中、松山空港を発着する国内線を利用した人の数は、新型コロナの感染拡大前とほぼ同じ水準まで回復したことが航空各社のまとめで分かりました。

このうち全日空によりますと、今月10日から20日までのお盆休みの期間、東京や大阪それに名古屋などを結ぶ便を利用した人は、あわせて5万7126人でした。
これは前の年の同じ時期よりも28%の増加で、新型コロナの影響が出る前の2019年と比べても96%の水準まで回復しました。
また日本航空によりますと、東京や大阪、それに福岡などを結ぶ便を利用した人はあわせて2万8177人で、前の年から28%増えたほか、2019年と比べても6.5%上回っています。
このほか、LCC=格安航空会社の「ジェットスター・ジャパン」も成田空港と結ぶ便の利用客の数は、コロナ禍前を上回ったということです。
航空各社は「コロナ禍から順調に復調しているが、引き続き観光需要の喚起に加えインバウンドの地方への呼び込みに努め、利用客の増加に向けて取り組みたい」などと話しています。