西条で理想の学校を子どもらが議論

学校生活について生徒同士が議論して、理想とする学校づくりを目指そうというイベントが西条市で開かれました。

このイベントは、若者の主権者教育の普及などに取り組む松山市の団体が開き、西条市の会場には、中学生や高校生らおよそ30人が参加しました。
はじめに西条高校の女子生徒が、現状の学校生活について発表し、「女子の制服は長袖しかないのに風紀が乱れるという理由で夏場も“腕まくり”ができないのはおかしい」といった意見が出されていました。
つづいて、学校生活を送る上で何を大切にするかをテーマにグループにわかれて議論し、「個性を大切にしてほしい」とか「学校はどこよりも安心できる場であってほしい」といった意見が出されていました。
参加した男子生徒は、「みんなが納得できて楽しめる学校作りが実現できればと思います」と話していました。
イベントを開いた「WONDER EDUCATION」の越智大貴代表理事は、「学校を変える経験が社会を変えていくきっかけとなり、地域のリーダーへと成長してほしい」と話していました。