西条 アンパンマン列車の企画展

ことし、利用者が100万人に達したJR四国の「アンパンマン列車」の模型や、過去の車両の写真パネルを展示した企画展が、西条市で始まりました。

県内の小中学校で夏休みが始まるのを前に、西条市の四国鉄道文化館では、20日から「アンパンマン列車」の企画展が始まりました。
アンパンマン列車は、高知出身の漫画家、やなせたかしの代表作、アンパンマンが車両にあしらわれた列車で、JR四国が四国の観光を活性化しようと、平成12年から運行を始め、ことし利用者が100万人に達しました。
会場には、県内でも運行されている8000系をベースにしたアンパンマン列車や、車内に子どもが遊べるプレイルームがあるものなど、5種類の鉄道模型が展示されています。
また、企画展では、過去のアンパンマン列車や、列車のラッピングを施した貸し切りバスも写真パネルで見ることができます。
このほか、列車の運行を記念したオレンジカードや、アンパンマンをデザインした駅弁なども展示されていて、JR四国とアンパンマンとの関わりを知ることができます。
四国鉄道文化館の加藤圭哉館長は「列車の歴史を知り、緻密な鉄道模型を見た後で、夏休みは実際にアンパンマン列車にも乗って楽しんでもらいたい」と話していました。
企画展は、来月31日まで行われる予定です。