松山市で「マイナポイント」誤って付与

マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次ぐ中、カードの取得などでポイントがつく「マイナポイント」が誤って他人に付与された事案が松山市でも1件確認されたことが市への取材でわかりました。

マイナンバーをめぐっては、カードと一体化した健康保険証に誤って他人の情報が登録されたケースや、マイナンバーにひも付けられる「公金受取口座」も別の人のマイナンバーに登録されていたケースが確認されるなどトラブルが相次いでいます。
こうした中、カードの取得などで最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント第2弾」の事業で誤って他人にポイントが付与された事案が松山市でも1件確認されたことが市への取材でわかりました。
ポイントの申し込み窓口で委託された業者が登録する決済サービスのひも付けを誤って入力したことが原因だとみられるということです。
松山市によりますと、すでに決済事業者を通じてポイントを取り消す作業を進めたということです。
総務省はきょう同様の事案が90の自治体であわせて113件確認されたと発表していて、さらに調査を進めるとしています。