スマホの相談窓口 公共施設にも開設

愛媛県と県内の市と町は、スマートフォンの操作が苦手な人に向けて郵便局などに去年設置した相談窓口を一部見直し、公民館や支所など公共施設にも開設しています。
愛媛県と県内20の市と町は「デジタルデバイド」いわゆる情報格差をなくそうと去年、スマートフォンの操作が苦手な人に向けた相談窓口を県内100か所の郵便局などに設置しました。
今回、より地域のニーズに合わせるためこれまで設置していた窓口を一部閉鎖して、今月15日から新たに▼松山市の興居島支所や▼今治市の大三島支所など、12の公共施設にも設置しました。
利用者は郵便局や公共施設にある専用のタブレット端末を使って、通信会社の相談員にアプリの検索方法やカメラの使い方などを教わります。
利用するには前日までに電話での予約が必要で、1回30分程度を目安に、何度でも無料で相談できるということです。
県によりますと運用が始まった去年8月からことし3月までの県内の相談件数は4000件以上にのぼったということです。
愛媛県・市町DX推進会議事務局は「何度でも利用できるので、少しでもスマートフォンの操作に不安がある方は積極的に活用してもらいたい」としています。
予約の電話番号はフリーダイヤル0120ー546ー004で、平日の午前10時から午後4時まで受け付けています。