サイバー犯罪をスマホで疑似体験 コンテンツを公開

愛媛県警察本部はスマートフォンを使って最新のサイバー犯罪の手口を疑似体験できるコンテンツを新たに開発し、一般に公開しています。
コンテンツはインターネットを悪用したサイバー犯罪について理解を深めてもらおうと県警察本部が公開していて、スマートフォンのアプリで詐欺の手口を疑似体験できるのが特徴です。
このうち「フィッシング詐欺」は宅配便の不在通知のようなメッセージに記載されたURLをクリックすると不正なアプリがインストールされ、クレジットカード情報などが抜き取られてしまいます。
県警察本部によりますと去年1年間に県内で寄せられたサイバー犯罪に関連する相談は1741件で、年々増加傾向にあるということです。
コンテンツはアプリストアから県警察本部の公式アプリ「まもるナビ」をダウンロードすれば、無料で何度でも体験できます。
愛媛県警察本部サイバー犯罪対策課は「最新の詐欺の手口をあらかじめ疑似体験することで、実生活では被害にあわないよう注意してほしい」と話しています。