愛媛県 全国初、廃棄物の置き場協定

南海トラフ巨大地震など大規模災害に備えて、愛媛県は、県内の砕石業者で作る組合と協定を結び、砕石場の一部を災害廃棄物の仮置き場として活用することになりました。廃棄物の仮置き場の確保について都道府県と砕石業者で作る組合が協定を結ぶのは全国で初めてだということです。

愛媛県は、南海トラフ巨大地震の際最大でおよそ3500万トンの災害廃棄物が発生し、処理するまでの仮置き場が不足するおそれがあり、場所の確保が大きな課題となっています。
このため県は、県内の砕石業者で作る「愛媛県砕石工業組合」と協定を結び、災害廃棄物の仮置き場として砕石場の一部を活用することになりました。
協定では、災害時に市や町からの要請を受けて県が廃棄物の仮置き場を提供するよう求めた場合、組合は砕石場の空きスペースを提供することが盛り込まれています。
災害廃棄物の仮置き場の確保について都道府県と砕石業者で作る組合が協定を結ぶのは全国で初めてだということです。
愛媛県は今後、組合とともに災害廃棄物の処理のしかたを確認する訓練に取り組むなどして、連携強化を図ることにしています。
愛媛県砕石工業組合の岡寛理事長は「ほとんどの砕石場は山あいにあり津波のおそれがない場所なので災害時にも活用できると思います。今後、訓練も重ねいざという時に備えていきたいです」と話していました。