今治出身の長井健司さん死亡から15年

愛媛県今治市出身のジャーナリスト、長井健司さんがミャンマーで抗議デモの取材中に銃撃され、死亡してから15年となる27日、遺族が長井さんの墓を訪れ手を合わせました。

今治市出身のジャーナリスト、長井健司さんは2007年9月27日にミャンマーのヤンゴンで軍事政権に抗議するデモを取材中、治安部隊の銃撃を受けて死亡しました。
長井さんが亡くなってから15年となる27日、妹の小川典子さんが市内の霊園を訪れ、墓前で手を合わせました。
長井さんの死亡についてミャンマー政府はデモ隊への警告などを行う中での偶発的な事故だったと説明していますが、「狙い撃ちにされた」という目撃証言があるほか、銃撃された時に長井さんが手にしていたビデオカメラとテープも戻ってきておらず、真相は今もわかっていません。
ミャンマーでは去年、軍がクーデターを起こし、アウン・サン・スー・チー氏ら民主派の政治指導者を次々と拘束し、軍と一部の民主派勢力との間で今も戦闘が続いています。
典子さんは「早くミャンマーの治安が正常に戻り、ミャンマー政府が亡くなった兄としっかりと向き合うことを願っています。どういう経緯で兄が亡くなったのか事件の真相を知るとともに所持品の全てを返して欲しい」と話していました。