小児がんを知ってもらう講演会

9月は「小児がん啓発月間」です。松山市では小児がんについて一般の人たちにも広く知ってもらおうという講演会が開かれました。

「小児がん」は15歳未満の子どもがかかるがんのことで、国内でも年間2000人から2500人ほどが発症しています。
10日は患者の支援団体と愛媛大学が病気について広く知ってもらおうと講演会を開き、松山市の会場にはおよそ100人が集まりました。
この中では小児科の医師が、大人のがんに比べて使える治療薬が少ないなど治療をめぐる課題があることや、病気が治ったあとも人によってはホルモンの分泌に異常がでるといったリスクがあることなどを説明しました。
また、支援団体の代表でかつて長男が小児がんだった忽那博司さんが治療を支えた生活を振り返り、「周囲の人たちは特別扱いをするのではなく『さりげない支援』をしてもらいたい」と訴えました。
講演を聞いたみずからも小児がんを発症した息子がいる男性は、「再発しないかなど心配はしていますが、忽那さんのお子さんが元気にされているということで、すごく希望が持てました」と話していました。
忽那さんは「小児がんというものがどういう病気でどのような苦労があるのかを知ってほしい。その上で当事者にどういう心遣いをしていけばいいのかということが広がってほしいです」と話していました。