今治 障害者に本を郵送で貸出し

障害の有無にかかわらず、読書を楽しんでもらおうと、愛媛県今治市の図書館が9月から障害者を対象に本を郵送で貸し出す取り組みを始めました。

この取り組みを始めたのは、愛媛県の今治市立中央図書館で、障害が理由で本人や家族が図書館に来ることが難しい場合、本を郵送で貸し出しています。
対象となるのは、今治市内在住で障害者手帳1級と2級を持っている人のうち、図書館に来ることが難しい人です。
電話やFAXなどで予約すると10冊を上限に図書館から郵送で本を受け取ることができます。
送料は無料で郵送の往復期間を含めて3週間借りられるということです。
こうした取り組みを行うのは愛媛県内では珍しいということで、今治市立中央図書館は「障害の有無にかかわらず読書を楽しんでもらいたい。本に興味がある人はぜひ利用してもらいたい」と話しています。
障害者の読書環境をめぐっては、3年前に目の不自由な人や発達障害で文字を読むのが困難な人たちなどの環境改善を国や地方自治体に求める法律「読書バリアフリー法」が成立していて、点字の本やパソコンなどで再生できる音声データの充実なども図られています。