新型コロナ 雇用調整助成金9200万円を不正受給

新型コロナの感染拡大で従業員に支払う手当の一部を助成する雇用調整助成金について、愛媛労働局は松前町の卸小売業者がうその申告をして9200万円余りを不正に受給していたと公表しました。

雇用調整助成金を不正に受給していたのは松前町西古泉の酒の卸小売業「アキタ」です。
愛媛労働局によりますと、この業者は令和2年5月からことし4月にかけて、実際は出勤やリモートワークをして働いていたにも関わらず、休業していたとうその申告をして雇用調整助成金をあわせて9200万9000円、不正に受け取っていたということです。
この業者は事実関係を認め、不正に受け取った全額をすでに返還したということです。
労働局によりますと、県内で雇用調整助成金を不正に受け取ったことが確認されたのは、昨年度は22の事業所であわせておよそ5400万円。
今年度は今回の業者を含む6つの事業所でおよそ1億9000万円に上るということです。
愛媛労働局は「事業者は制度の趣旨を理解して適正に利用してほしい。引き続き不正の防止に取り組みたい」と話していました。