愛媛のキウイ収穫量 全国2位に順位下げる

キウイフルーツの産地別の収穫量で、愛媛県は去年福岡県に抜かれて初めて2位に順位を下げました。

農林水産省がこのほど公表した去年の全国のキウイフルーツの収穫量は1万9700トンで、おととしと比べて12%減少しました。
これを産地別で見ると1位が福岡県で3880トン、2位が愛媛県で3390トン、3位が和歌山県で2420トンでした。
愛媛県はみかんの価格が一時暴落した1970年代からキウイフルーツの栽培が盛んになり、国が統計を取り始めた昭和61年以降、30年以上連続して収穫量が全国1位でしたが今回、初めて2位に順位を下げました。
愛媛県の去年の収穫量がおととしより1350トン、率にして28%と大幅に減少した理由について、県は花をつける5月に雨の日が多かったため受粉が進まず、病気も多く発生したことが原因ではないかとしています。
一方、ことしの県内の生育状況は天候もよく順調で、今のところは去年よりも50%ほど収穫量が増える見通しだということです。
愛媛県農産園芸課は「生産者は懸命にキウイフルーツの栽培に取り組んでいる。県としても、引き続きJAなどと連携して産地を支援し、収穫量全国1位の返り咲きを目指したい」と話しています。