今治空襲犠牲者の追悼式

8月6日は広島に原爆が投下された「原爆の日」ですが、今治市でも77年前のこの日、大規模な空襲があり、多くの人が犠牲になりました。
その今治市で追悼式が行われ、地元の人たちが犠牲者に祈りをささげました。
今治市は77年前の昭和20年、3度にわたってアメリカ軍の空襲を受け、575人以上が犠牲になりました。
このうち8月6日の空襲は最も多くの人が犠牲になり、市内の寺では毎年この日に犠牲者の追悼式が行われています。
去年とおととしは新型コロナの影響で献花のみ行われましたが、ことしは、3年ぶりに式典が開かれ、遺族などおよそ150人が出席しました。
始めに追悼式を主催した「今治市の戦災を記録する会」の新居田大作会長が「この今治でもかつて空襲があり、街は灰とがれきになった。空襲の被害を今後もどう伝えていくか考えていきたい」などとあいさつしました。
続いて、出席者は全員で黙とうをささげた後、慰霊碑に花を供え静かに手を合わせていました。
参列した男子高校生は「数えきれない命を奪う戦争は許されない。若い世代の自分たちが後生に伝えていきたい」と話していました。