松山ーベトナム便 早期実現で合意

ベトナムを訪問中の中村知事は、1日、現地の航空会社の幹部と面会し、松山空港とベトナムの最大都市ホーチミンを結ぶ定期便の就航の早期実現に向けて協力していくことで合意しました。
中村知事は7月31日から3日間の日程で県内企業の関係者など80人以上とともにベトナムを訪問しています。
1日、中村知事は現地の格安航空会社「ベトジェット・エア」の幹部と面会し、松山空港とベトナムの最大都市ホーチミンを結ぶ定期便の就航に向けて意見交換しました。
その結果、愛媛とベトナムとの間で経済分野などの交流をいっそう促進する必要があるとして、就航の早期実現とその後の安定運航に向けて協力していくことで合意しました。
また、県によりますと「ベトジェット・エア」から「いますぐに定期便を就航させるのは難しいが、まずはことし12月末にチャーター便を運航した上で、定期便を開設するのがいいのではないか」と提案を受けたということです。
このため県はチャーター便の運航に向けて準備を進め、定期便の就航についてはそれぞれの需要を見極めながら新型コロナの感染収束後に実現したいとしています。
松山空港の国際便をめぐっては中国の上海と台湾の台北、それに韓国のソウルを結ぶ定期便がありますが、新型コロナの影響でいずれも運休したままとなっています。