西日本豪雨 語り部による学習ツアー 参加者800人超える

4年前の西日本豪雨で甚大な被害が出た愛媛県西予市野村町で実施されている語り部による防災学習ツアーは、活動の開始からおよそ1年半で参加者が800人を超えたことがわかりました。
西日本豪雨で、西予市では市内を流れる肱川の氾濫などで災害関連死を含め、6人が亡くなりました。
特に被害が大きかった野村町では当時の災害の大きさを忘れず復興が進む町の姿を伝えていこうと、地元の住民によるグループ、「語り部018のむら」のメンバーが案内役を務める防災学習ツアーが、おととし10月から行われています。
市によりますと活動開始からおよそ1年半となる先月末時点でツアーへの参加者は822人にのぼったことがわかりました。
この間、新型コロナの影響で休止した期間もありましたが、県内外から、小学生や高校生をはじめ、大学や団体、企業などからの参加もあったということです。
被災から4年となる中、語り部グループでは、繰り返し町を訪れてもらえるよう案内ルートの開拓にも力を入れています。
「語り部018のむら」の代表の古賀テル子さんは「当時の記録を語り継ぐとともに、まちのいいところも伝え町おこしにもつなげたい」と話していました。