高校生が認知症を学ぶ

福祉について学ぶ高校生を対象に、認知症の症状の特徴を知り、サポートに役立ててもらおうという研修会が松山市で開かれました。

研修会は松山市の県在宅介護研修センターで開かれ、福祉を専攻する新居浜南高校の2年生と3年生、あわせて11人が参加しました。
研修会では研修センターの金田由美子センター長が講師を務め、認知症の人に対する介助の方法などについて説明しました。
このなかで金田センター長は症状が進行すると足腰が弱まり入浴が難しくなるケースがあることから、浴室に台を置くことで座ったまま浴槽に入れるようになるなどと、効果的なサポートについて紹介しました。
その後、生徒たちは認知症の人の視点で回りを見ることができるVR装置を体験しました。
生徒たちはゴーグルを装着したうえで周囲を見回しながら、距離の感覚がつかみにくかったり、その場に実際にないものが見えたりする認知症の症状の特徴について理解を深めていました。
参加した3年の女子生徒は「認知症の視点を初めて体験できてよかったです。認知症の人と接する際には寄り添ったサポートを心がけたいです」と話していました。
研修センターの金田センター長は「こうした体験を踏まえてどうすればよりよく介護できる考えてもらい」と話していました。