男性用トイレにもサニタリーボックス設置の動き

生理用品などを捨てるための「サニタリーボックス」について、NHKが県内の20の市と町のすべてに取材したところ、松山市と愛南町が庁舎の男性用トイレにも設置していることが分かりました。

病気や高齢によって尿漏れパッドやおむつを使う人のために、サニタリーボックスを女性用や多目的トイレに加えて、男性用にも設置する動きは、全国的に徐々に広がっています。
NHKが県内の20の市と町のすべてに取材したところ、松山市と愛南町が庁舎の男性用トイレにもすでに設置していることが分かりました。
このうち松山市は先月から市役所庁舎と支所にある87か所の男性用トイレの個室に、サニタリーボックスの設置を始めました。
松山市は、保健所や公民館などほかの施設にも設置を呼びかけているということです。
また、すでに設置した松山市と愛南町以外にも、松前町が設置を決め、今治市と宇和島市は設置を検討したいと回答しました。
公共トイレの環境改善に取り組む東京の団体「日本トイレ協会」の砂岡豊彦事務局長は、「設置が広がることは当事者としてとても心強い。一方で、どこにボックスがあるかが事前に分からないと、安心して外出しにくいので、設置の情報も周知しほしい」話しています。