伊予鉄グループ、増益も厳しい状況続く

松山市に本社がある伊予鉄グループの昨年度の決算はコスト削減などを進めた結果、5年ぶりに増益となりました。
ただ、コロナ禍の前と比べると利用者の落ち込みは大きいままで厳しい状況が続いています。
発表によりますと、伊予鉄グループの昨年度のグループ全体の決算は売り上げに当たる営業収益が290億2700万円で、前の年度と比べると0.9%増加しました。
一方、最終的な利益はコスト削減などを進めた結果、2億4700万円で前の年度より53.1%増加し5年ぶりに増益を確保しました。
ただ、新型コロナの影響をあまり受けていない2019年度と比べると営業収益は21.1%、最終的な利益は54%、それぞれ減少しています。
また、昨年度の輸送人員を2019年度と比べると鉄道で24%、乗合バスで35.6%、それぞれ減少し、厳しい状況が続いています。
伊予鉄グループは「コロナ前と比べると減収減益で輸送人員も厳しい状態が続いていますが、安全面の投資やデジタル化の推進など前向きな投資は続けたい」と話しています。