伊方原発3号機 12月2日に原子炉起動へ 四国電力が発表

愛媛県伊方町にある現在停止中の伊方原子力発電所3号機について、四国電力は原子炉を来月2日に起動し、運転を再開させると発表しました。
3号機が再稼働すればおよそ1年11か月ぶりとなります。

伊方原発3号機はおととし12月26日に定期検査に入り運転を停止して以降、去年は原子炉の出力を調整する制御棒を誤って引き抜くミスや、発電所の電源の一時喪失など、連続トラブルが発生しました。
また、ことしは緊急時の待機要員が無断外出した保安規定違反の問題が発覚したことなどから、四国電力は、これまで先月としていた再稼働の予定を見直し、地元伊方町や愛媛県に一連の問題をめぐる再発防止策などの説明を続けてきました。
その結果、先週までに町や県が安全を最優先させることなどを条件に3号機の再稼働を認める考えを示していました。
こうした中、四国電力は今後について、原子炉の起動は来月2日、そして、6日に送電を再開し、1月4日には営業運転を再開させると発表しました。
計画どおりに進めば伊方原発3号機は、およそ1年11か月ぶりに再稼動することになります。
四国電力原子力本部古泉好基本部付部長は、「引き続き、安全を最優先にする。これまでにもいろいろな改善策をしてきたが、今後も続け、地域の方たちの信頼回復と安全運転に向け総力をあげて取り組んでいきたい」と述べました。