伊方原発差し止めで新たに提訴

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から8年となる11日、松山市の市民団体のメンバーが伊方原発の運転差し止めを四国電力に求める訴えを、新たに松山地方裁判所に起こしました。
訴えを起こしたのは、原発の廃炉を求める松山市の市民団体「伊方原発をとめる会」のメンバー86人です。
市民団体では同じ訴えをこれまでに8年前から起こしていて5回目のきょうの提訴で原告団の人数は1424人となりました。
訴えによりますと、原告は、福島第一原発の事故をふまえ、予想を超える地震や津波などに四国電力が原発の安全性を立証するまでは、稼働している伊方原発3号機の運転の差し止めを求めるとしています。
訴状を提出したあと、弁護団の中川創太弁護士は会見で「8年の月日がたつなかで裁判官が福島の事故を忘れていないか、という意味も込めてきょうこの日を選んだ」と話していました。
伊方原発の運転差し止めをめぐっては、松山地裁や広島地裁など4か所で同様の裁判が行われているほか運転の停止を求める仮処分が山口地方裁判所岩国支部と福岡高裁で申し立てられています。