北里大学がある相模原 新紙幣発行でランチ値引き千円に

新たな紙幣が発行された3日、相模原市の飲食店では、地域にゆかりがある北里柴三郎の肖像が新千円札に描かれていることにちなんで、ランチを通常価格から値引きして1000円ちょうどで提供しました。

北里柴三郎は熊本県小国町出身の細菌学者で、破傷風の治療方法を開発したことなどから「近代日本医学の父」とも呼ばれ、相模原市には北里大学のキャンパスがあります。
新たな紙幣が発行された3日、相模原市にある複数の飲食店では北里の肖像が新千円札に描かれていることにちなんで、ランチを1000円ちょうどで提供しました。
このうちハンバーグ店では、通常価格からおよそ600円値引きして、ランチセットを税込み1000円で提供し、多くの人でにぎわっていました。
市内の40代の女性は「北里さんの名前を冠した大学が市内にあることもあり、身近な偉人です。そのおかげでランチを安く食べられてラッキーでした」と話していました。
「とろけるハンバーグ福よし」の山科文昭マネージャーは「これをきっかけに、まちおこしにつなげたい。しばらく値引きを継続するので北里の新紙幣を持って食べに来てほしい」と話していました。