神奈川県警の警察官 逮捕 洗濯物を盗もうとした疑い 秦野

19日夕方、神奈川県警の警察署に勤務する38歳の巡査長が神奈川県秦野市内のアパートで干してあった洗濯物を盗もうとしたとして逮捕されました。
巡査長は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、神奈川県警海老名警察署の地域課に所属する巡査長、宮村修平容疑者(38)です。
警察によりますと、巡査長は19日午後4時半ごろ、秦野市内のアパートの1階部分に干してあった洗濯物を盗もうとしたとして窃盗未遂の疑いがもたれています。
アパートの住人の男性が洗濯物を物色している不審な人物を見つけ外に出たところ、逃げ出したため100メートルほど追いかけて取り押さえたということです。
巡査長は秦野市内に住んでいて、19日は非番でした。
調べに対し、「してません」などと供述し、容疑を否認しているということで警察は当時の状況について詳しく調べています。
神奈川県警監察官室の加藤秋人室長は、「今後の捜査と調査の結果を踏まえ、厳正に対処してまいります」とコメントしています。
神奈川県警をめぐっては、ことしに入って住居侵入の疑いなどで現職の警察官が逮捕される不祥事が相次いでいて、今回で5人目です。