「ものづくりのまち」中小企業の合同入社式 神奈川 綾瀬

中小の町工場が多く、「ものづくりのまち」として知られる神奈川県綾瀬市で、企業の垣根を越えて同期のきずなを深めてもらおうと、合同の入社式が開かれました。

5日午後、綾瀬市内のホールで開かれた合同入社式には、市内にある13の中小企業の新入社員40人が出席し、内藤勝則副市長から辞令を受け取ったあと、一人一人、「ものづくりで社会に貢献したい」とか、「しっかり学んで成長したい」といった1年目の目標を力強く宣言しました。
そして内藤副市長が「仕事をしていく上で悩みや不安があるときには、周りにいる先輩を頼って頑張ってください」と激励しました。
最後に新入社員代表の久永政太さんが、「不慣れな環境に不安もありますが、同期とともに成長していきます」と誓いのことばを述べました。
新入社員たちは今後も合同で研修を受けたり、県外の企業を視察にいったりするということです。
自動車部品製造会社に入社した20歳の女性は、「先輩との関係もしっかり作って丁寧に仕事をしたい。悩みや不安があるときには同期に会いに行くなどして、仲良くなっていきたい」と話していました。