猫の日 横浜市営地下鉄 猫伝説が由来 「踊場駅」でイベント

2月22日は「にゃんにゃんにゃん」の語呂合わせで「猫の日」です。
猫にちなんだ伝説が名前の由来にもなっている横浜市営地下鉄の駅で、記念イベントが行われました。

横浜市泉区と戸塚区の地域には、その昔、猫が夜、踊っていたという伝説があり、泉区にある横浜市営地下鉄ブルーラインの「踊場駅」の名前の由来になっています。
この駅の階段の踊り場には踊る猫のオブジェがあるほか、構内は大きな目や足跡で装飾され、駅全体が猫盛りだくさんのデザインになっています。
22日は構内の通路に一般の人が撮影した猫の写真が展示されました。
また、駅の近くにある施設で、地元の男性が猫の人形を使って腹話術で名前の由来になった伝説を紹介するイベントも行われました。
伝説は、あるしょうゆ屋の飼い猫が毎晩のように干してあった手ぬぐいを持ち出してはほかの猫に渡して踊っていたという内容で、会場に笑いが広がっていました。
家族と訪れたという横浜市の30代の男性は「初めて駅を訪れましたが、あちこちが猫のモチーフでびっくりしました」と話していました。
腹話術を披露した渡邉勉さんは「伝説は地元でも知らない人がいるので子どもたちに語り継いでいきたい」と話していました。