神奈川 横須賀 インターネット仮想空間で観光スポットPR

神奈川県横須賀市は、インターネット上の仮想空間「メタバース」で、市内の観光スポットを紹介する取り組みを始めました。

「メタバースヨコスカ」には、飲食店やアパレルショップが並び、スカジャン発祥の地とされる商店街、「ドブ板通り」と、日露戦争で連合艦隊の旗艦だった戦艦「三笠」が保存されている公園が、近未来風にアレンジされて再現されています。
利用者は「アバター」と呼ばれる自分の分身を操作して自由に行動することができ、「メタバースヨコスカ」では、名物の海軍カレーやネイビーバーガーを食べたり、アバターに好きなスカジャンを着せたりできるということです。
市は今後、旧日本軍の要塞跡が残る沖合の無人島、「猿島」に仮想空間を広げるなどして訪問者を集め、実際の観光振興につなげたいとしています。
横須賀市観光課は「多くの人に横須賀市に足を運んでもらえるよう、魅力ある仮想空間にしたい」としています。