川崎市 歩数に応じポイント 小学校などに寄付できる取り組み

健康づくりをしながら子どもたちの学校生活を支えてもらおうと、川崎市はスマートフォンのアプリを使って歩いてポイントをためると、市内の小学校などに寄付ができる取り組みを始めました。

この取り組みは川崎市が「かわさきTEKTEK」というスマートフォンの無料の専用アプリを使って先月から始めました。
参加者がアプリをダウンロードしたスマートフォンを持って歩くと歩数に応じてポイントがたまり、そのポイントを自分が選んだ市内の小学校や特別支援学校に寄付することができます。
学校側は寄付されたポイントに応じて、企業からの協賛金や個人のふるさと納税などを財源とする応援金を市から受け取ることができ、図書館の本や校庭の運動用具を充実させるなど、子どもたちが考えた使いみちにあてられます。
この取り組みは18歳以上なら誰でも参加でき、川崎市内に居住、在勤、在学している人は寄付したポイント数に応じて協賛した企業が提供する景品や体験などが当たる抽選に応募できます。
川崎市の福田紀彦市長は「健康と子どもたちの笑顔をつなぐ“健康循環社会”を皆さんと一緒につくりあげていきたい」と話しています。