食品加工会社 相模原市の学校給食でも外国産の豚肉混入

相模原市の食品加工会社が、川崎市の小中学校の給食に提供していた豚肉に、国産と偽って外国産のものを混入させていた問題で、相模原市の学校給食についても、同じ会社が外国産の豚肉を混入させていたことが分かりました。

相模原市の食品加工会社寿食品は、川崎市の小中学校の学校給食に提供していた豚肉に、国産と偽ってより安い外国産のものを混入させていたことが発覚し、今月、不正競争防止法違反の疑いで警察の捜索を受けました。
相模原市教育委員会によりますと、寿食品はことし9月から先月にかけて、市内のあわせて18の小中学校に、およそ500キロの豚肉を国産として納入していましたが、市が聞き取りを行ったところ、外国産の豚肉を混入させていたことを認めたということです。
市教委は「食育という観点ではあってはならないことで、誠に遺憾だ。食品納入業者に対して規格の遵守を徹底するよう努める」としています。