「脱炭素」の買い物でポイント上乗せ 県がキャンペーンへ

神奈川県は県内の店舗で詰め替え商品や、輸送コストの少ない県内産の農産物を買った際に、ポイントを上乗せするキャンペーンを、来月から始めると発表しました。

「かながわCO2CO2ポイント+」は買い物をするなかで、脱炭素社会の実現に向けた意識を高めてもらおうと、県がスーパーやデパートなど6つの事業者と協力して行うものです。
事業者の県内の店舗などで、使用済みの化粧品の容器を持ち込んで中身を買ったり、輸送に使う燃料が少ない県内産の農産物を買ったりした場合、各店舗のポイントに加えて、県が費用を出して、一定のポイントを上乗せします。
期間は来月1日から来年の1月末までで、県の予算が上限に達した場合は、事業者が上乗せ分を負担するということです。
黒岩知事は「脱炭素のために何をしたらいいかわからないという人が多く、具体的な行動に結びついていない課題がある。今回のキャンペーンで脱炭素の『自分事化』と、ライフスタイルの転換につなげていってもらいたい」と話していました。