調理中の学校給食からたばこの吸い殻1本見つかる 横浜

横浜市で5日、学校給食の調理でジャガイモをゆでていた際、たばこの吸い殻1本が入っているのが見つかり、市の教育委員会が原因を調べています。

横浜市教育委員会によりますと、5日午前4時ごろ県内の調理施設で、給食の調理を委託された事業者がジャガイモを鍋でゆでていたところ、たばこの吸い殻1本が見つかったということです。
この鍋のジャガイモはすべて廃棄になりましたが、市教委は盛り付けがすでに終わっている給食は各学校に配ることにしたうえで、市立の小中学校など147校にジャガイモのおかずは食べないように連絡しました。
しかし、複数の学校で何人かの子どもが誤ってジャガイモのおかずを食べてしまったということですが、今のところ健康被害の報告は入っていないということです。
市教委はジャガイモを納入した業者から話を聞くなどして吸い殻が入った原因を調べています。
横浜市教育委員会は「ご心配をおかけして申し訳ない。衛生管理を徹底するとともに原因究明に努めたい」としています。