「ChatGPT」活用事例共有のポータルサイト開設 横須賀

全国の自治体に先駆けて生成AIの「ChatGPT」を導入した神奈川県横須賀市は、全国の自治体などと活用事例を共有するポータルサイトを開設しました。

横須賀市は、ことし4月に全国の自治体に先駆けて業務にChatGPTを導入しています。
5月に行ったアンケートでは、8割の職員が「仕事の効率が上がると感じた」と回答していて、市は活用のためのノウハウを全国の自治体などと共有しようと、投稿サイトの運営会社とともにポータルサイト「自治体AI活用マガジン」を開設しました。
サイトには横須賀市のほか、東京都や神戸市など生成AIを活用している11の自治体が参加し、活用事例などを投稿していて、ポータルサイトのドメインをChatGPTを使って決めた際に、サイトの具体的な内容や誰に向けたサイトなのかといった指示を出しながら、試行錯誤した過程などが書かれています。
横須賀市デジタル・ガバメント推進室は「労働力不足は自治体業務でも課題だ。活用事例や試行錯誤の過程をオープンにして、全国の自治体のデジタル化を前進させたい」と話しています。