神奈川県警 被害届受け ビッグモーター店舗前の土を調べ

中古車販売会社「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が各地で枯れている問題で、神奈川県警は、被害届の提出を受けている神奈川県藤沢市内の現場の状況を詳しく調べました。

「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が各地で枯れている問題で、神奈川県内では川崎市の「川崎店」と平塚市の「平塚四之宮店」、それに、藤沢市の「藤沢店」でそれぞれ器物損壊の疑いで県などから被害届が提出されています。
このうち、除草剤の成分が検出されたと県が明らかにした「藤沢店」では28日、神奈川県警の担当者およそ5人が県の職員の立ち会いのもと現場の状況を詳しく調べました。
担当者は、店舗前の植え込み部分の土を採集したり、写真を撮影したりしていました。
警察は今後、採取した土に除草剤の成分が含まれていないかなど鑑定を進めることにしています。
ビッグモーター側は、現場を管理する県や川崎市に対し、原状回復する意向を示しています。
ビッグモーターは「行政の調査結果やご指導を踏まえ、原状回復も含め、誠心誠意の対応をしてまいります」としています。