横浜中華街で飲食店火事 けが人なしも現場は一時騒然

3日午後、横浜市の中華街で4階建てのマンションに入る飲食店で火事がありました。
けが人はいませんでしたが、大勢の観光客などでにぎわう中、現場は一時騒然としました。

3日午後1時すぎ、横浜市中区山下町で「マンションの屋上から黒い煙が見える」と通りがかった人から消防に通報がありました。
中華料理店が入る4階建てのマンションの4階の調理場で火事があり、消防車など30台あまりが出て火はおよそ20分後にほぼ消し止められました。
この火事で中華料理店の換気扇などが焼けましたが、けが人はいないということです。
警察によりますと、調理中の鍋から換気扇に火が燃え移り、火事になったとみられるということで、警察が詳しい状況を調べています。
火事が起きた当時、中華街は多くの観光客でにぎわっていて一時騒然としました。
家族と中華街を訪れていた70代の女性は、昼食後に店の外に出た際に火事に気がついたということで「黒煙と油の入り混じったような匂いがしてマスクで口を覆いました。ビルの間から炎もみえてびっくりしました。怖かったです」と話していました。