サッカー女子W杯 宮澤選手の活躍に地元で声援 南足柄

サッカー女子W杯 宮澤選手の活躍に地元で声援 南足柄

サッカー女子のワールドカップの1次リーグ、スペインとの最終戦で先発し、前半に先制ゴールを含む2得点を挙げた宮澤ひなた選手の地元、神奈川県南足柄市では、母親や市民が声援を送りました。

宮澤選手の地元、神奈川県南足柄市では31日、市の施設で日本対スペイン戦のパブリック・ビューイングが行われ、市民などおよそ60人が集まり、宮澤選手の母・貴代さんも駆けつけてスティックバルーンをたたいて応援しました。
娘が宮澤選手と一緒にプレーしていたという50代の女性は「宮澤選手は南足柄市のヒーローです。きょうは得点するところが見たいと思います」と話していました。
母親の貴代さんは兄の影響で幼稚園のころに地元のサッカークラブでプレーを始めた宮澤選手を振り返り「小さいころは人見知りでしたがサッカーをやっているときは本当に楽しそうにプレーをしていました。スペイン戦については、本人の持ち味は明るさだと思うので、楽しくプレーしてほしいです」とエールを贈りました。
そして前半12分に宮澤選手が先制ゴールを決め、今大会で自身3得点目を挙げると会場から「おおー!」と歓声が上がり、試合が再開すると「宮澤!宮澤!」とひときわ大きな声援が送られていました。
宮澤選手はこのあと前半40分にもこの試合2点目となるゴールを決めました。

【前半終了時点インタ】
宮澤選手が幼稚園の時にサッカーを本格的に始めるきっかけとなったクラブ、「向田サッカークラブ」で当時指導していた菊地廣さん(74)は「夢のようです。点をつけるとしたら100点です。後半も引き続きみんなで応援したいです」と話していました。
また、会場を訪れていた52歳の男性は「南足柄の誇りだと感じました。後半もゴールを入れてハットトリックを目指してほしいです」と話していました。