神奈川 鎌倉の植物園で「双頭蓮」と呼ばれる珍しいハスが開花

1本の茎から2つの花が咲く、「双頭蓮」と呼ばれる珍しいハスの花が神奈川県鎌倉市の植物園で咲いているのが確認されました。

6日、鎌倉市にある「神奈川県立大船フラワーセンター」で、職員が直径15センチほどの白い八重咲きの花を2つ咲かせている「双頭蓮」を見つけました。
園によりますと、めったに見ることができない非常に珍しいもので、縁起のよい花だということです。
訪れた人は、カメラや携帯電話で写真を撮るなどしながら鑑賞していました。
横須賀市から訪れた女性は、「双子で咲いたハスの花を初めて見ることができてよかったです」と話していました。
展示を担当している万波恵さんは、「古くから『見ると良いことがある』という言い伝えがある花なのでぜひ見に来て下さい」と話していました。
園によりますと、花は4日ほどで散ってしまい、9日までが見頃だということです。
ハスの開花時期にあわせて8日と9日は通常より2時間早い、午前7時から開園しています。