マンション敷地で10代の女性刺殺か 自首の男「刺した」横浜

29日午前、横浜市鶴見区にあるマンションの敷地内で10代の女性が刃物のようなもので刺されて倒れているのが見つかりまもなく死亡が確認されました。
事件のあと現場近くの警察署には20代の男が自首し、「待ち伏せして刺した」と話していて、警察は事情を聞いて当時の状況を詳しく調べています。

29日午前10時すぎ、横浜市鶴見区東寺尾中台のマンションの敷地内で、「娘が血だらけで倒れている」と家族から警察に通報がありました。
警察によりますと刺されたのはこのマンションに住む10代の女性で、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
その後、午前10時半ごろ近くの鶴見警察署に20代の男が刃物のようなものを持って自首し、「女性が家から出てくるところを待ち伏せして刺した」と話しているということです。
また、警察によりますと、2人の交際をめぐって過去に複数回警察に相談があったということです。
警察はさらに詳しく事情を聞くなど当時の状況を捜査しています。
現場はJRの鶴見駅から西におよそ1キロほど離れた住宅などが建ち並ぶ地域です。

現場のマンションに住む男性は「家で寝ていましたが、特に騒ぎの音などは聞こえず、パトカーの音で事件に気づきました。マンション内では、トラブルなども目にしたことはありません。小さな子どももいるので怖いです」と話していました。