SNSでうその投資話 女性5千万円だまし取られる 鎌倉
去年12月から先月までの間、神奈川県鎌倉市に住む60代の女性が「短期で利益を上げられる。暗号資産を購入して」などというSNSのうそのメッセージを信じ、現金5000万円をだまし取られました。
警察はSNS上で簡単に利益が出るなどという話しをされたら、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。
警察によりますと去年12月、鎌倉市内に住む60代の女性のSNSに、韓国人の男を名乗る人物から「短期で利益をあげられる投資の方法がある」などというメッセージが送られてきたということです。
この人物は、暗号資産の投資サイトだというページを紹介したうえで、「サイトの取引所で、説明されたとおりに暗号資産を購入してください」と指示しました。
話を信じた女性は先月10日までの間にインターネットバンキングで9回にわたり現金5000万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたということです。
サイト上で女性の利益は1億5000万円ほどにのぼっていると表示されていましたが、女性が現金を引き出せないことを不審に思って友人に相談し、被害が発覚しました。
警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、SNS上で簡単に利益が出るなどという話しをされたら、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。