作品に直接触れて楽しむ彫刻展 視覚障害者が鑑賞 藤沢

視覚障害がある人も作品に直接触れて楽しむことができる彫刻の展示会が、神奈川県藤沢市で開かれています。

展示会は、多くの人に彫刻を楽しんでもらおうと藤沢市の点字図書館が開き、市内の彫刻家、※くわ山賀行さんと生徒の作品、およそ70点が展示されています。
作品は、牛や猿、蛇などの動物を表現したものから、仏像や人をモチーフにしたものまでさまざまで、すべて直接、触れることができます。
22日は、視覚障害がある人たちのグループが訪れ、ひとつひとつの作品に触れて、作者から話を聞いたり、点字の説明を読んだりしながら楽しんでいました。
訪れた60代の全盲の女性は、「実際に触ることで、彫刻の表情の目鼻や頬の感じが分かり、感激しました。説明だけでイメージするより、実際に触れることで他のことと結びつけて考えることもでき、楽しいです」と話していました。
彫刻家の※くわ山賀行さんは、「作品を触ってみるとまた違った感覚を受けると思うので、見て、感じて、楽しんでほしいです」と話していました。
この展示会は、藤沢市鵠沼東の藤沢市民会館で今月25日まで開かれています。
※くわは「十」の下に「くさかんむり」と「木」