神奈川県 接触機会減へ ドライブスルー方式で検査キット配布

新型コロナの感染急拡大でひっ迫している医療機関の負担を軽減するため、自治体の中では重症化リスクが低い人には抗原検査キットを配る取り組みが行われていますが、神奈川県では接触をなるべく避けるため、市役所などを利用し、ドライブスルー方式での配布も行っています。

神奈川県は、発熱などの症状があったり、濃厚接触の可能性があったりする県民のうち、重症化リスクが低く自宅療養ができる人に抗原検査キットを無料で配る事業を今月5日から行っています。
専用のウェブサイトで申し込めば、薬局などおよそ500か所で1人あたり2回分の検査キットを受け取ることができますが、市役所など公共施設では接触をなるべく避けられるドライブスルー方式での配布も行っています。
綾瀬市役所の駐車場には10日、予約した人たちが次々と車で訪れ、検査キットを受け取っていました。
子どもが感染して家族全員が濃厚接触者になったという男性は「検査キットを買うために外出するのもためらわれたので、ドライブスルーで受け取ることができて助かりました。陽性になったら自宅で療養します」と話していました。
県によりますと、ドライブスルー方式は現在6か所で実施していますが、12日から2か所増やし、あわせて8か所で行うということです。
また、事業を始めた当初は検査キットへの申し込みが殺到し、受け付けが10分ほどで終わっていたということですが、現在は一日あたりおよそ3万人の受け付けが可能になっているということです。
県医療危機対策本部室の村岡広代技幹は「お盆期間も配布は行うので、重症化リスクが低い人は検査キットを使い、陽性になった場合はできるだけ自宅で療養してほしい」と話していました。