虐待受けた子どもから被害聞く司法面接室 小児病院に設置を

虐待を受けた子どもから検察や児童相談所などが一括して被害の聴き取りを行う「司法面接」を小児病院でも本格的にできるようにしようと、虐待防止に取り組む横浜市のNPO法人が、市内の小児病院に専用の面接室を作る計画を進めています。

「司法面接」は、検察や児童相談所などが虐待を受けた子どもから一括して被害を聴き取ることで子どもの負担を減らすもので、法務省によりますと令和2年度には2100件を超える司法面接が検察庁や警察、児童相談所などが連携して行われています。
横浜市南区の県立こども医療センターで2年前から司法面接を行っている横浜市のNPO法人は、今後、本格的に司法面接ができるようにしたいと、医療センター内に専用の面接室を作る計画を進めています。
計画では、専用の面接室に加え、面接の様子をモニターする部屋や被害を受けた子どもが、付添犬と触れあえる待合室も設ける予定だということです。
NPO法人によりますと、司法面接を小児病院で行うケースは全国的に珍しく、身体的な被害の確認だけでなく心のケアを行えるメリットもあるということで、現在、NPO法人はクラウドファンディングで、資金を集めています。
県立こども医療センターの医師でNPO法人「子ども支援センターつなっぐ」の田上幸治代表理事は「傷ついた子どもが、安心して話せる場を整備したい」と話しています。