中学生が日本最大級の衛星通信施設で学ぶ 山口

山口市の仁保中学校の生徒たちが、学校の近くにある日本最大級の衛星通信施設を訪れ、施設の役割や衛星通信の仕組みなどを学びました。

この授業は、地域の特色を学んでもらおうと、山口市の仁保中学校が開いたもので、3年生10人が学校の近くにある「KDDI山口衛星通信所」を訪れました。
生徒たちは、山口県は自然災害が少ないことなどから、この場所に衛星通信所が設置されたことや、この施設で初めて日本とイギリスとの間でテレビ伝送や南極との衛星通信が行われたことを学びました。
このあと、生徒たちは、最大で直径34メートルの大小20基のパラボラアンテナが設置された敷地内を見てまわり、インド洋と太平洋の上の通信衛星の方向にアンテナが向けられていると説明を受けていました。
参加した男子生徒は、「パラボラアンテナはいつも見ていましたが、意外と知らないことが多くてびっくりしました」などと話していました。