県立大の韓国人留学生が地元の中高生と交流深める 岩国

山口県立大学に留学している韓国人留学生が、岩国市で地元の中高生とお互いの地域の伝統文化などを紹介し、交流を深めました。

山口県立大学は、県内の中学生などに留学生と交流してもらう取り組みを行っていて、18日は、高森みどり中学校・高森高校に韓国の留学生10人が訪れました。
はじめに、中学2年生との交流会が開かれ、生徒たちが学校の部活動や国の名勝の錦帯橋など、岩国市の観光名所を英語で紹介しました。
続いて、韓国の留学生が、スライドを使って韓国のおすすめの観光地や日本でも人気のK−POPグループ、ビビンバなどの韓国料理について日本語で説明しました。
このあとの高校1年生との交流会では、生徒たちがタブレット端末を使って天ぷらやおせちといったおすすめの和食のレシピや魅力などを英語で説明し、留学生から質問を受けていました。
参加した生徒は、「韓国の魅力を知ることができたので、韓国語を学んで行ってみたいと思いました」とか、「韓国の食べ物の話をたくさん聞けてよかったです」と話していました。
韓国の男子留学生は、「日本の生徒たちにいろんなことを教えていただいてありがたい気持ちです。きょうは皆さんと会えて楽しかったです」と話していました。