JR西日本 観光列車 京都ー下関 夜行列車として初運行へ

JR西日本は、関西と中国地方など結ぶ人気の観光列車を、ことし10月から来年(令和7年)3月まで、夜行列車として初めて京都駅と下関駅の間で運行させると発表しました。

人気の観光列車「WEST EXPRESS 銀河(ウエストエクスプレスぎんが)」は、家族連れや若者などに低価格で鉄道の旅を楽しんでもらおうと、令和2年に導入された6両編成の列車です。
これまで、日中に大阪駅と下関駅を結ぶ特急列車として運行されていましたが、10月4日から来年3月まで、初めて夜行列車として京都駅と下関駅の間で運行されることになりました。
車両の外観は、深い紺色の「瑠璃紺色(るりこんいろ)」で、かつて運行されていた寝台急行の「銀河」など、往年のブルートレインをほうふつさせつつ、西日本の美しい海や空をイメージしています。
寝転ぶことができる普通車のほか、家族でくつろげる個室や食事やボードゲームが楽しめるフリースペースなどが設けられた車両もあります。
「WEST EXPRESS 銀河」の運行ダイヤや停車駅については、今後、発表される予定です。