安倍元首相死去から２年　下関の元事務所に献花台

安倍元総理大臣が奈良市で演説中に銃撃され死亡した事件から８日で２年です。
下関市にある安倍元総理大臣の元事務所には、献花台が設けられ、午前中から多くの人が訪れて花を手向けています。

おととしの７月８日、奈良市の大和西大寺駅前で参議院選挙の応援演説をしていた安倍元総理大臣が銃撃されて死亡した事件では、無職の山上徹也被告（４３）が殺人や銃刀法違反などの罪で起訴されています。
事件から２年となる８日、下関市の安倍元総理大臣の元事務所には、遺影とともに献花台が設けられ、午前中から多くの人が訪れて花を手向けたあと、静かに手を合わせていました。
神奈川県から献花に来た男性は、「安倍さんに代わって日本の政治を託せる人がおらず、早く託せる人が出てくることを願っています」と話していました。
また、下関市の男性は、「もし安倍さんが生きていれば、今のような国会の混乱はなかったと思う」と話していました。
献花は８日の午後５時まで受け付けているということです。