山口宇部空港と韓国を結ぶチャーター便 9月に運航 正式決定

山口宇部空港と韓国のインチョン国際空港を結ぶチャーター便4往復8便が、ことし9月に運航されることが正式に決まりました。

山口県と韓国・ソウル近郊のインチョン国際空港を結ぶ定期便は、日韓関係の悪化を受けて平成31年3月を最後になくなり、県はチャーター便で実績を積んで定期便を再開したい考えです。
こうした中、ことし1月と2月に運航した韓国とのチャーター便の利用状況が好調だったことから、ことし9月中旬に再び運航されることが正式に決まりました。
9月13日、15日、18日、20日の4往復8便が運航され、航空会社はことし1月と同じアシアナ航空で、機種は定員188人のエアバスA321neoです。
今回の乗客は韓国から山口を訪れる観光客に限定されるため山口県民は利用できませんが、県は将来的には双方で利用できる定期便を目指しています。
また、県は観光客がスムーズに移動できるよう空港や駅から観光地までのタクシーやバスなどのいわゆる二次交通の充実に取り組むことにしていて、アジアを中心にその他の地域についても誘致を進めることにしています。