太陽光発電のアルミ製土台 盗んだ疑いで逮捕 山陽小野田

山陽小野田市の発電所の建設予定地から太陽光パネルを設置するためのアルミ製の土台、1万1800点余りをほかの2人の建設作業員とともに盗んだとして、鹿児島市の建設作業員が警察に逮捕されました。
警察はほかにも盗みに関与した人物がいるとみて捜査を進めています。

逮捕されたのは、鹿児島市に住む建設作業員、佐藤友道容疑者(46)です。
警察によりますと、佐藤容疑者はことし3月、すでに逮捕・起訴されている鹿児島市の建設作業員、林俊博被告(54)と兵庫県太子町の建設作業員、川島涼被告(27)とともに山陽小野田市の太陽光発電所の建設予定地で太陽光パネルを設置するアルミ製の土台1万1800点余り、時価320万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警察は3月、発電所の資材の管理者から届け出を受けて捜査を進め、防犯カメラの映像の分析などをした結果、岩手県奥州市の駐車場で容疑者を発見し、関与した疑いがあるとして20日逮捕しました。
警察は捜査に支障があるとして、容疑者の認否については明らかにしていません。
警察によりますと、3人は同じ建設会社の同僚で売却目的でアルミ製の部品を盗んだとみられ、他にも盗みに関与した人物がいるとみて捜査を進めています。